初めて七輪陶芸で焼成してみた

やっとこのチャンスがやってきました、本当の陶芸です

Sun, 13 Jan 2019 | 鉢作り

帰省の際に七輪を使った陶芸をしようと、前々から目論んでいたのですが、時はお正月、ようやくそのタイミングがやってきました。 しかし、年末は年賀状やら大掃除やらに追われ、結局土をまったくいじれず、とりあえず粘土だけ持って帰省しました。

before

これまでオーブン陶土で何鉢か作っていたこともあり、整形作業自体はかなり短時間でちゃちゃっと。 なんとか数鉢作ることができました。 適当なその辺に転がっていたものナイフなどを使って削り出し、木瓜鉢、丸鉢、角鉢、コップ、ミニ丸鉢を作りました。 コップは余っていた粘土で子供と一緒に作りました。 コップの取っ手はさすがに削り出しではなく付けました。

ちなみに粘土はもらいもので、どこのどういった粘土なのかもわかりませんが、見ての通りグレーっぽい色の粘土でした。

さて、乾燥も不十分なまま、1日ちょっとですぐに焼成へ(これが全ての敗因だったかも…)。

dryer

たまたま納屋に七輪が2個転がっていました。 下の七輪にコンロで着火した木炭を入れ、その上に百均で買った金網を乗せ、鉢を乗せて上の七輪を被せました。 七輪の空気孔は上下ともに開けています。

今回は釉薬を塗らず焼締めで作る予定なので、素焼き・本焼きの工程に分ける必要はありません。 ただ、乾燥が不十分であることはわかっていたので、最初に乾燥も兼ねて低めの温度で焼成する予定でした。

internal

しかし、木炭を十分に着火するために、ドライヤーで送風を割と早めからしていたんですが、どうやらそれが効きすぎたようで、最初からかなり急に温度を上げてしまったようです。

着火してしばらくした後、ドライヤーで少し送風して放置していたら、「バリーン」と何かが割れる音が聞こえました。 そしてその後しばらく何度も爆発を繰り返していました。

いくつか割れたことはもう分かりましたが、何個か残っていることを期待して、焼成を続けました。 七輪での焼成は温度が十分に上がらないと聞いたことがあったので、ドライヤーで一番の風量で一気に温度を上げて焼きました。 七輪の穴という穴から火が吹き出すようになり、かなり温度が上がっていたようです。 

2枚目の写真には金網が見えませんが、途中で一度火を止めて、様子を確認したりしたところ金網は溶けていました。 金網は外して木炭を追加投入して、炭の間に鉢を置いて上の七輪にも入るぐらい木炭を多めに追加しました。

金網が溶けるぐらいの温度ということは、鉄の融点が1500度ぐらいらしく、この百均の金網が鉄製だとすればそこまで上がっていたのかもしれません。 通常の焼成温度は1200−1300度程度なので、明らかに高温すぎます。

after

さて、そんな感じで焼成が終わり、ちょいちょい上の七輪を外したりしながら冷ましつつ様子を確認していたのですが、その作業の途中で急速に鉢が冷えてしまったようで、一番上に見えていた角鉢がみるみるうちにヒビが入ってしまいました。

ただ、色味的には自分が予想していたよりも遥かにいい感じの色になっていて、土が溶けて石になったということがわかるぐらいになったのは収穫でした。 ところどころ窯変というのでしょうか、色が部分的に変わったり、また表面がテカりを帯びていたりするのも面白いです。 今ははやくこの鉢に樹を植えてみたいという気持ちで一杯です。 陶芸の楽しさに目覚めてしまったかもしれません。

時を同じくして、まこと先輩も七輪陶芸で一年の吉兆を占ってらっしゃったようです。 さすがの焼きあがりです。

帰省時にしかできないのでなかなかその機会は少なそうですが、私も七輪陶芸でなるべく思い通りの鉢が焼けるように頑張っていきたいと思います。

Loading...
fujimax

fujimax


Comments

No comments yet.